小師馬商(株)の概要
法人名: 小師馬商(株)
所在地: 北海道厚岸郡厚岸町尾幌1064-1
代表者名: 沼田昭二
業種: 肉用馬飼養・販売
資本金: 300万円
倒産形態: 民事再生開始決定
負債総額: 約29億円
小師馬商(株)について
小師馬商(株)は、2018年12月に設立された肉用馬の飼養・販売会社です。厚岸郡厚岸町で約100年運営されてきた牧場を購入し、馬牧場の運営を目的に設立されました。
北海道厚岸町や浜中町に約900ヘクタールの牧場を所有するほか、1000ヘクタール以上の耕作放棄地に馬を放牧し、低コストで土地を整える農地再生事業も展開。
厳しい気候に耐える在来種の「北海道和種(どさんこ)」に、肉質が良く大型の海外種を掛け合わせる独自の交配を行い、厚岸町で生まれた当歳馬から2歳馬を熊本県小国町や北海道伊達市など全国の自社牧場へ移動させ、一貫した管理体制のもとで飼育していました。
生産された馬肉は、ボリュームと肉質の良さから九州や東北の市場で高い評価を受け、出荷数は2021年の50頭から2025年には過去最高となる220頭まで増加していました。
しかし、先行する設備投資や馬肉価格の伸び悩みから赤字計上が続き、2025年9月期には売上高4871万円に対して2億4104万円の赤字を計上。債務超過額も9億3025万円まで膨らんでいました。
厳しい運営を余儀なくされるなか、資金繰りが限界に達したことから、9月1日に釧路地裁へ民事再生法の適用を申請。9月7日に監督命令を受け、9月14日に民事再生開始決定を受けました。
なお、(株)町おこしエネルギーの支援を得て、通常通り事業を継続しています。

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※本記事は株式会社東京商工リサーチが発行する「TSR情報」掲載の「倒産速報」を参照し、作成しております。
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小林 邦洋
株式会社ラクーンフィナンシャル 審査部 部長
リース会社や保証会社の与信管理セクションにて、長年にわたり信用リスクの調査・分析に従事。現在はラクーンフィナンシャルの審査部部長として、膨大な企業データの分析と審査スキームの構築を指揮する「審査のプロ」。
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