八潮運輸(株)の概要
法人名: 八潮運輸(株)
所在地: 北海道北斗市萩野35-4
代表者名: 小滝博一
業種: 貨物自動車運送業ほか
資本金: 2060万円
倒産形態: 会社更生法申請
負債総額: 約11億1700万円
八潮運輸(株)について
八潮運輸(株)は、1978年3月に設立された貨物自動車運送会社です。北海道内全域をカバーし、食料品や医薬品の運送を主力としていました。自社の倉庫内で食品や医薬品を仕分けして配送するサービスを手掛け、事業を拡大していました。
また、大手ドラッグストアの配送を受注するため、2021年12月以降は積極的な設備投資を進め、2023年3月期には売上高17億2090万円まで拡大。
しかし、大手ドラッグストア向けの配送を結果的に受注できず、設備投資の負担が重くなりました。さらに、燃料価格の上昇分を運賃へスムーズに転嫁できず利益が減少したほか、ドライバー不足も影響しました。
その結果、2025年3月期には売上高15億9712万円に対して1億5458万円の赤字を計上。
その後、コロナ関連の資金調達や借入金返済のリスケジュール、倉庫不動産の売却などによって資金繰りの安定化を目指しました。しかし、不動産の売却に伴う税金の負担などから資金繰りが厳しくなり、9月9日に東京地裁へ会社更生法の適用を申請。同日、保全管理命令を受けました。
なお、現在も商取引債権は全額期限通り弁済しており、運送事業も問題なく継続しています。また、三井住友銀行との間で極度額1億円の当座貸越契約を締結し、DIPファイナンスを受けられるようにすることで、事業継続にあたって資金繰りに問題はないとしています。
本案件は、2025年4月から導入された負債総額50億円未満の会社を対象とするDIP型小規模会社更生手続きとなっています。

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※本記事は株式会社東京商工リサーチが発行する「TSR情報」掲載の「倒産速報」を参照し、作成しております。
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小林 邦洋
株式会社ラクーンフィナンシャル 審査部 部長
リース会社や保証会社の与信管理セクションにて、長年にわたり信用リスクの調査・分析に従事。現在はラクーンフィナンシャルの審査部部長として、膨大な企業データの分析と審査スキームの構築を指揮する「審査のプロ」。
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