

(株)ジェイファムコーポレーションの概要
- 法人名:
(株)ジェイファムコーポレーション
(株)Jマネージメント - 所在地:
(株)ジェイファムコーポレーション:東京都中央区銀座6-14-20
(株)Jマネージメント:東京都渋谷区神宮前4-3-4 - 代表者:桝井継博(両社)
- 業種:美容サロン経営
- 資本金:
(株)ジェイファムコーポレーション:2000万円
(株)Jマネージメント:500万円 - 倒産形態:破産申請
- 負債総額:約26億6400万円
(株)ジェイファムコーポレーションについて
(株)ジェイファムコーポレーションおよび関連会社の(株)Jマネージメントは、2024年12月25日に東京地裁へ破産を申請しました。破産申請代理人には、西村あさひ法律事務所の柴原多弁護士が選任され、負債総額はジェイファムコーポレーションが債権者141名に対して約26億円、Jマネージメントが債権者14名に対して約6400万円で、2社合計で約26億6400万円に達しました。
ジェイファムコーポレーションは、美容施術と加圧トレーニングを組み合わせた美容サロン「加圧ビューティーテラス」などを展開し、2017年2月期には売上高11億3313万円を記録、その後も都内、神奈川、大阪などに出店を拡大し、2019年2月期には売上高が約15億3000万円に達するなど成長を遂げていました。一方で、Jマネージメントは店舗運営のコンサルティング業務を手掛け、ジェイファムコーポレーションと連携して事業を展開していました。
しかし、「新型コロナウイルス」感染拡大に伴う店舗休業や事業環境の悪化が経営に大きな打撃を与え、2023年頃には税金の滞納による売掛金の差し押さえを受けたほか、建物明け渡し請求やリース料未払い、貸金請求など複数の訴訟の被告となる事態に陥ります。このような状況下で経営改善の見通しが立たず、2023年12月頃には事業を停止しました。なお、ジェイファムコーポレーションが経営していた一部の店舗などの事業は、他社に譲渡された模様です。
Jマネージメントもジェイファムコーポレーションに依存した経営体制であったため、連鎖倒産する形となりました。
美容業界は、新型コロナウイルスによる業界全体の停滞に加え、競争の激化や原材料費の高騰などが事業運営を難しくし、さらに財務面の不安定さや法的トラブルが経営を圧迫したことが倒産の主要因と考えられます。

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※本記事は株式会社東京商工リサーチが発行する「TSR情報」掲載の「倒産速報」を参照し、作成しております。
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