JHS(株)および(株)カイロスが破産開始決定

法人名:JHS(株)
所在地:広島県福山市春日町5-8-40
設立:2007年10月3日
資本金:3,000万円
代表者:有吉 彰英 社長
業種:太陽光発電システム販売ほか
倒産形態:破産開始決定
負債総額:約20億円(債権者35名)
法人名:(株)カイロス
所在地:東京都千代田区霞が関1-4-1
設立:2016年6月17日
資本金:500万円
代表者:有吉 彰英 社長
業種:太陽光発電システム関連資材販売
倒産形態:破産開始決定
負債総額:約15億円(債権者15名)
JHS(株)は、太陽光発電システムの施工や販売を主業務とし、高圧発電所向けの設置工事や低圧発電所のパッケージ販売にも対応していた企業です。ピークとなる2017年9月期には売上高23億3,497万円を計上していました。
しかし、固定価格買取制度(FIT)の下落による需要減退や、引き渡し遅延などの影響で業績は徐々に悪化。2022年4月には一部事業を日本住宅サービスコンシューマー(株)に譲渡し、事業規模を縮小しながら継続していましたが、取引先とのトラブルや人材流出なども重なり、経営はさらに不安定となっていました。
(株)カイロスは、太陽光発電システム関連資材の販売などを展開していた企業で、JHSと同様にグループ内の事業体制の一翼を担っていました。
両社は、日本住宅サービスコンシューマー(株)およびJHSホールディングス(株)の関連会社であり、同2社が2025年6月3日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請する中で、連鎖的に事業継続を断念し、6月25日付で東京地裁より破産開始決定を受けました。
2社の負債総額は合計約35億円にのぼります。
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※本記事は株式会社東京商工リサーチが発行する「TSR情報」掲載の「倒産速報」を参照し、作成しております。
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