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リスク管理

2026年版:AIで「最強の与信管理」をやってみた!——限界を知って使い倒す、次世代の護身術

「AIが仕事を奪う」なんて言われますが、こと与信管理に関しては、AIは「奪う」どころか「最高の相棒」になってくれます。

 

今回は、GoogleのGeminiなどの最新AIをフル活用して、自力で取引先のリスクを暴き出す与信管理術を大公開!……そして、AIを極めたからこそ見えてきた「ある限界」と、それを補完する「本当の解決策」についてお話しします。

  

URIHOが保証するから安心

なぜ今、AIで与信管理をする必要があるのか?

与信管理は、いわば取引先の「健康診断」です。 「決算書(数字)」だけを見るのは、健康診断で数値データだけを見ている状態。でも、数値が正常でも、顔色が良くなければ明日倒産(病気)になるかもしれません。

 

AIを使う理由は、「数字・実態・環境」の3方向からチェックして、見落としをゼロにするためです。

 

実践!AIエージェントを使い倒す3ステップ

AIを単なるチャットツールではなく、あなたの代わりにリサーチする「専属アナリスト」として動かしてみましょう。

 

①【実態チェック】「現場の空気」をAIに偵察させる

やりかた: Googleマップで取引先の住所を調べ、その建物の写真(ストリートビュー)をスクリーンショットしてAIに送ります。

 

  • 何がわかる?: 「看板が色あせたまま放置されていないか」「駐車場にトラックが全然停まっていないか」など、数字に出る前の「現場の活気」です。

 

  • メリット: わざわざ現地に行かなくても、AIが「この建物の状態、以前より手入れが届いていないようです」と、「顔色の悪さ」を客観的に教えてくれます。

 

②【環境分析】「取引先の取引先」まで想像してみる

やりかた: AIに「この会社が扱う〇〇(原材料)の業界で、いま何が起きている?」と聞いてみます。

 

  • 何がわかる?: 「取引先自体は元気でも、仕入れ先が円安でピンチになっていないか」といった、外からやってくる悪影響です。

 

  • メリット: 「半年後にこの会社も資金繰りが苦しくなるかも」と、未来の流行り病(業界不況)を先回りして予測できます。

 

③【財務分析】決算書の「行間」に隠された嘘を見抜く

やりかた: 取引先の決算書(PDF)をAIに放り込んで「何か怪しいところはある?」と聞くだけです。

 

  • 何がわかる?: 「社長が頻繁に変わっている」「不自然な借金がある」など、人間が読むと数時間かかるヤバい情報を一瞬で見つけてくれます。

 

  • メリット: 数字に詳しくなくても、AIが精密機器のように内臓の数値(財務)の矛盾を暴き出し、騙されるリスクを減らしてくれます。

 

URIHOが保証するから安心

AIを極めるほどぶつかる「2つの絶望的な壁」

ここまでAIを使いこなすと、ある時ふと気づくんです。 「あれ、この方法、中小企業相手だと全然通用しなくない……?」

 

壁①:情報のブラックボックス

AIの好物は「公開データ」です。でも、多くの中小企業はネットに決算書なんて出していません。AIに聞いても「データ不足です」と返されるのが関の山。結局、一番知りたい相手ほど、AIは黙り込んでしまうんです。

 

壁②:予測はできても、お金は返ってこない

AIは「雨が降る(倒産)確率は80%!」と叫んでくれますが、傘(代金の補填)は貸してくれません。 回収できなければ、経理としては「敗北」です。

 

だからこそ、AIの「予測」にURIHOの「確信」をプラスする

AIを使いこなすほど、あなたは気づくはずです。「予測精度が上がれば上がるほど、万が一外れた時のダメージが怖くなる」という事実に。 そこで、AIが絶対に踏み込めない「3つの聖域」をURIHOでカバーする、具体的な運用術を解説します。

 

1. 【独自データ】AIが一生アクセスできない「クローズドな支払い実績」

AI(Gemini等)は、Web上の「公開された情報」を解析する天才です。しかし、企業の本当の末期症状は、ネット掲示板やSNSに書かれるよりずっと早く、「支払いの現場」に現れます。

 

  • AIの死角: 中小企業の「今月の支払いが数日遅れた」「いつもより分割払いの打診が増えた」というドロドロした内情は、Webには一切流れません。

 

  • URIHO(Paid)のインテリジェンス: URIHOを運営するラクーングループは、BtoB決済サービス「Paid」を通じて、累計数万社以上の「リアルタイムな入金挙動」を把握しています。「この業種のこの規模なら、この遅延は倒産のカウントダウンだ」という、ネットには落ちていない生きた実績データを審査に直結させています。

 

  • メリット: AIが「情報なし」と判定する真っ白な企業に対しても、URIHOなら「決済現場で起きている異変」から、精度の高いジャッジを下せます。

 

2. 【自動監視】「AIに聞く手間」すらゼロにするアラート運用

AIで与信管理をする最大の弱点は、「こちらから聞きに行かないと答えてくれない(プル型)」という点です。数百社の取引先を毎日AIにリサーチさせるのは、現実的ではありません。

 

  • URIHOのアラート機能: 一度保証をかけた企業に「信用状態の変化」があった場合、URIHOがあなたの代わりに24時間体制で監視し、自動で通知(アラート)を飛ばします。

 

  • 「攻守」の連携フロー:
    • 平時(守り): 全取引先をURIHOのアラートに丸投げして放置。経理の手間はゼロです。
    • 緊急時(攻め): アラートが鳴った企業だけをピックアップし、その瞬間にAI(Gemini)を起動。「アラートが出たこの企業の業界で、今何が起きているか?」をリサーチさせ、即座に取引縮小か継続かの判断を下します。

 

3. 【物理的解決】「予測」は1円も生まないが、「保証」は現金を戻す

ここが最も残酷で、最も重要な違いです。

  • AIの限界: AIが「倒産確率99%」と完璧な予測を的中させたとしても、取引先が倒産してしまったら、あなたの会社には1円も入ってきません。 予測を当てた満足感は得られても、決算書には「貸倒損失」が刻まれます。

 

  • URIHOの最終防衛: URIHOの本質は、予測を外さないことではなく、「何が起きても、あなたの会社のキャッシュを減らさないこと」にあります。AIが予測を外した時、あるいはAIですら予測不能な「不意の倒産」が起きた時、物理的に代金を100%支払う(保証する)のはURIHOだけです。

 

結論:未回収リスクを「予測」から「ゼロ」へ

これからの与信管理に、「AIか、URIHOか」という選択肢はありません。

 

  • AIで「予報」を出す: 世界中のニュースや財務データから、マクロなリスクを先読みし、意思決定の精度を上げる。
  • URIHOで「実態」を掴み、「防衛」を固める: 独自の決済データでAIの死角を消し、アラート機能で監視を自動化。そして最後に、保証によって損失という概念そのものを消し去る。

 

「AIの賢い目」で未来を見通し、「URIHOの強い盾」で現実を守る。 この2つが揃って初めて、あなたは本当の意味で「取引先の顔色」を伺う日々から解放されるのです。

 

今日から使える「AI与信プロンプト」テンプレート


【取引先情報】

  • 会社名: [ここに取引先の会社名を入力]
  • 業種: [例: ソフトウェア開発、建設、飲食、製造業など]
  • 設立年月: [例: 2018年3月]
  • 従業員数: [例: 15名]
  • 直近3期の売上高:
  • 2年前: [例: 1億円]
  • 1年前: [例: 1.2億円]
  • 直近決算: 例: 1.1億円
  • 公開情報(URL): [例: 企業の公式サイト、IR情報、プレスリリース、SNSアカウントなど、AIがアクセス可能なURLを複数貼り付け。なければ「なし」と記載]
  • 業界ニュース(AIに検索してほしいキーワード): [例: 「ソフトウェア開発業界 人手不足」「建設資材 高騰」「飲食店のトレンド変化」など、AIに調べさせたい業界の現状に関するキーワードを記載]

【評価項目と指示】

あなたは以下の観点から、取引先の与信リスクをS(極めて低い)〜D(極めて高い)の5段階で評価してください。
各評価項目について、具体的な根拠(情報源や推論プロセス)も必ず含めてください。

  1. 財務健全性:
    • 売上推移や収益性から見て、安定した経営基盤があるか。
    • 公開情報があれば、自己資本比率や流動比率から判断。
    • 指示: 「情報不足」の場合でも、その旨を明記し、一般論でのリスクを提示すること。
  2. 事業の将来性・成長性:
    • 業界全体の動向([上記で指定したキーワード]を考慮)と、企業の事業内容から見て、今後の成長余地は大きいか、または衰退リスクはないか。
    • 競合他社との比較優位性や、市場でのポジショニングについても言及すること。
  3. 風評・レピュテーションリスク:
    • 公開情報(SNS、ニュースサイト、口コミサイト等)から、ネガティブな情報(労使問題、訴訟、顧客トラブル、代表者の風評など)が存在しないか。
    • 指示: ポジティブな情報(受賞歴、メディア掲載など)もあれば、合わせて評価に含めること。
  4. サプライチェーン・外部環境リスク:
    • 主要仕入れ先や販売先に依存しすぎていないか。
    • 国際情勢、法改正、原材料価格の変動などが、この企業に与える影響は大きいか。
    • 指示: この項目は特にAIの広範な情報収集能力を活かし、マクロな視点で評価すること。

【最終評価と取引推奨策】

上記4項目の評価に基づき、総合的な与信リスクを5段階で判断し、[取引予定額](例: 月額500万円)での取引において、以下のいずれかの推奨策を具体的に提示してください。

  • リスクが低い場合: 通常通りの取引推奨
  • リスクが中程度の場合: 保証サービスの検討、与信枠の制限、取引条件(支払いサイトなど)の見直し推奨
  • リスクが高い場合: 取引の再検討、または極めて慎重な取引条件の設定推奨

 

最後に、AIがこの企業に関する情報を十分に得られなかった場合、「情報不足のため断定はできないが、一般論としてどのようなリスクが考えられるか」についても補足してください。

 

このプロンプト、実際に使ってみるとかなり「核心」を突いた答えが返ってきます。 今まで「なんとなく」で済ませていた取引先の判断が、一気にクリアになる感覚をぜひ味わってみてください。

 

ただ、一つだけ現実的な話をさせてください。 AIは「危ないですよ」と警告はしてくれますが、いざという時に会社を助けてくれるわけではありません。

 

結局のところ、本当に倒産が起きてしまったら、私たちが向き合うのはAIの分析画面ではなく「入金されなかった現実」と「削られるキャッシュ」です。

 

AIでリスクを先読みする知恵を持ちつつ、最後はURIHOという「仕組み」で確実に会社を守る。 この「予測」と「保証」のセットが揃って初めて、夜も安心して眠れる与信管理が完成します。

 

まずはAIで、今の取引先を一度整理してみる。 そこで少しでも「不安」の影が見えたなら、その時はURIHOの出番です。

URIHOが保証するから安心

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