法人名 :株式会社けいしん平野屋
所在地 :大阪府大阪市中央区船場中央2-2-5
代表者名:平野公士
業種 :ハンドバッグ卸
資本金 :3600万円
種別 :事業停止
負債総額:約3億円
株式会社けいしん平野屋は11月4日、事業を停止し、事後処理を南昌宏弁護士に一任しました。負債総額は推定3億円となっています。
同社は1921年1月に平野吉英商店として創業した老舗企業で、ミセス層をメインターゲットとする婦人用ハンドバッグの卸売を手掛けていました。皮革製品で1万5000円未満、合皮製品で1万円未満の手ごろな価格帯を中心に扱い、大手量販店に販路を形成。一部は大手メーカーのOEM製造を手掛けるなどし、1996年6月期には売上高約15億円をあげていました。
しかし、低価格帯を主体としてきたこともあって収益性は低調に推移。競合が厳しい量販店向けのみでなく、専門店向けなど新規開拓に注力したものの改善せず、業績が落ち込んでいました。2016年6月期中には合理化のため、本社不動産を売却し本店を移転。売却益を得たものの、関連会社の吸収合併に伴う損失もあって赤字となりました。
最近はコロナ禍で取引先の商況が落ち込むなか、2021年6月期の売上高は約3億円にまで縮小。ここにきて資金繰りも限界に達し、今回の措置となりました。
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※本記事は株式会社東京商工リサーチが発行する「TSR情報」掲載の「倒産速報」を参照し、作成しております。