法人名 :KiSCO株式会社
所在地 :兵庫県神戸市中央区港島南町5-3-6
代表清算人:中路歩
業種 :医療機器等卸
資本金 :1億100万円
種別 :特別清算開始決定
負債総額 :約65億8700万円
KiSCO株式会社は2月2日、神戸地裁より特別清算開始決定を受けました。負債総額は2021年12月期決算時点で約65億8700万円となっていますが、変動している可能性があります。
同社は1961年創業。その後、寿医科商事の商号で設立した医療機器等卸売業者。整形外科用の人工骨頭、手術器具、骨折合用医療機具、医療用消耗品などを仕入れ販売するほか、自社で医療機器販売、開発も手掛けていました。1997年には海外メーカーであるビオマット社を買収するなど地球規模で事業を展開していました。2007年には医療関連企業が集積する神戸市のポートアイランドへ本社を移転し、現商号に変更。2011年11月には関連会社のKiSCO株式会社を吸収合併し、その後大塚製薬を中心とした大塚グループの子会社となりました。
しかし、開発費などの先行投資や競合他社との競争激化により業績が悪化する中、近年は「新型コロナウイルス」感染拡大の影響もあり営業環境の悪化により受注が落ち込んでいました。
こうしたなか、2022年2月には脊髄の固定材「Spine」や骨の接合材料「Trauma」など、脊髄および外傷領域に関する全ての事業を帝人ナカシマメディカル株式会社に譲渡。同年7月末には本店を閉鎖し、11月30日の株主総会の決議により解散し、今回の措置となりました。
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※本記事は株式会社東京商工リサーチが発行する「TSR情報」掲載の「倒産速報」を参照し、作成しております。