(株)マツオカトレーディングの概要
- 法人名:(株)マツオカトレーディング
- 所在地:広島県福山市御門町1-3-24
- 代表者名:松岡美樹(社長)
- 業種:スポーツウェア・カジュアルウェア製造
- 資本金:6000万円
- 倒産形態:破産開始決定
- 負債総額:約10億3000万円
(株)マツオカトレーディングについて
(株)マツオカトレーディングは、2006年に設立され、衣料用繊維製品のOEM企業から分離・独立して、2007年からスポーツウェアやカジュアルウェアの製造を主力事業として展開しました。ピークとなる2008年3月期には売上高約89億円を計上し、順調な成長を見せました。しかし、過去に発生した中国の製造子会社での火災が影響し、取引先の一部が同業者に移管され、その後売上高は減少傾向に。特に最近では年間売上高が20億円台で推移しており、2021年3月期には売上高が20億円を割り込む結果となりました。
2023年3月期には増収に転じましたが、利益面では価格改定が進まず、赤字が続く状態へ。さらに、中国の製造関連会社に対する前渡金や貸付金の負担が常態化し、資金繰りが厳しくなっていきました。このような財務状況の悪化が続き、最終的には2024年12月11日、広島地裁福山支部により破産開始決定が下されました。破産管財人には金浦東祐弁護士(金浦法律会計事務所)が選任され、企業の財産処分や負債整理が進められることとなります。
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※本記事は株式会社東京商工リサーチが発行する「TSR情報」掲載の「倒産速報」を参照し、作成しております。
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