

ミムラ工業株式会社の概要
法人名:ミムラ工業株式会社
所在地:神奈川県横浜市都筑区茅ケ崎中央42-21
代表者名:三村俊明社長
資本金:3,000万円
業種:鉄道車両用部品ほか製造
倒産形態:破産申請
負債総額:17億6,503万円(2024年12月期決算時点)
ミムラ工業株式会社について
ミムラ工業株式会社は、2025年5月8日に破産申請を決定し、その手続を鴨下香苗弁護士(Utops法律事務所)ほか3名に一任しました。
同社は1953年に医療機器の製造加工を行う町工場として創業し、法人化後は鉄道車両・自動車・航空機の内装部品などのプレス板金加工や金型製作を手がけるメーカーとして成長してきました。福島県いわき市に生産拠点を構え、業界大手企業からの受注も獲得していた実績があります。最盛期の2007年12月期には売上高約14億9,000万円を計上していました。
しかし、当時から利益率には課題を抱えており、その後は受注競争の激化により売上が縮小。さらに「新型コロナウイルス」感染拡大に伴う生産調整などの影響を受け、2022年12月期の売上高は約3億1,700万円にまで減少し、大幅な赤字を計上しました。
経営面ではゼロゼロ融資などの制度資金を活用しながら資金繰りの維持を図っていましたが、借入金の返済が重荷となる中で公租公課の滞納も発生。売上はわずかに回復の兆しを見せていたものの、運転資金の需要が膨らみ、資金繰りが一層悪化したことから、最終的に事業継続を断念し、破産申請に至りました。

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※本記事は株式会社東京商工リサーチが発行する「TSR情報」掲載の「倒産速報」を参照し、作成しております。
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