(株)ピーエスフードサービスが破産申請

法人名:(株)ピーエスフードサービス
所在地:埼玉県さいたま市見沼区大字蓮沼739-1
設立:2003年12月
資本金:2,650万円
代表者:小川 淳 社長
業種:食材卸
倒産形態:破産申請
負債総額:約11億円
(株)ピーエスフードサービスは、生鮮食品をはじめ、米穀類・乳製品・菓子類・調味料など多岐にわたる食材を取り扱う食材卸業者で、関東圏の認可保育園や高齢者施設を主な取引先として事業を展開していました。
2021年7月には神奈川・埼玉・栃木にあった物流拠点を統合し、約1億5,000万円を投じて「関東総合物流センター」を埼玉県内に開設。事業の効率化と拡大を図り、2022年5月期には売上高が20億円を突破。2024年5月期には22億8,100万円まで伸長するなど、成長を続けていました。
しかし、近年の食材価格の高騰によって採算確保が難しくなり、運転資金の需要も急増。資金繰りが急速に悪化した結果、2025年5月末には支払遅延が発生。6月3日には代表者が自社ホームページ上で「仕入ができず、食材提供が困難である」との告知を行いました。
その後、6月6日には「協力会社の支援により一部保育園への納品を再開」と公表していたものの、資金状況は改善せず、経営継続を断念。最終的に、破産手続きを安藤真一弁護士(みつば総合法律事務所)へ一任する運びとなりました。負債総額は約11億円にのぼる見込みです
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※本記事は株式会社東京商工リサーチが発行する「TSR情報」掲載の「倒産速報」を参照し、作成しております。
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