(株)ウインドパルが破産開始決定

(株)ウインドパルは2025年9月24日、東京地方裁判所より破産開始決定を受けました。破産管財人には志甫治宣弁護士(三宅・今井・池田法律事務所)が選任されています。
同社は2016(平成28)年12月に設立され、洋上風力発電システムの調査・設計・コンサルティング事業を展開していました。大手商社などと連携し、国内洋上風力発電の拡大に向けた技術支援を行い、2024年4月期には売上高約30億円を計上していました。
しかし、主要取引先であった大口顧客が洋上風力発電事業から撤退したことで、今後の受注見込みが一気に消失。資金繰りの悪化により公租公課の滞納も発生し、事業継続が困難な状況に陥りました。先行きの見通しが立たない中、同社は事業の継続を断念し、破産手続きに入ることとなりました。
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※本記事は株式会社東京商工リサーチが発行する「TSR情報」掲載の「倒産速報」を参照し、作成しております。
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