長野ゴム工業(株)の概要
法人名: 長野ゴム工業(株)
所在地: 東京都西東京市ひばりが丘1-1-1
代表者名: 池上良彦
業種: 自動車部品製造
設立: 1954(昭和29)年12月
資本金: 3,000万円
負債総額: 約14億900万円
長野ゴム工業(株)について
長野ゴム工業(株)は、2025年9月30日付で事業を停止し、事後処理を南栄一弁護士ほか(南法律事務所)に一任しました。
同社は1939年、新潟県長岡市で工業用ゴム製品等の販売を目的に「長野商会」として創業。1954(昭和29)年12月に法人化し、自動車部品の製造を手がけてきました。大手グループ企業を主要取引先とし、国内の主要自動車メーカーを最終納品先としていました。本社のほか、静岡工場と新潟工場を有し、1993年頃には年間売上高約17億5,000万円を計上するなど、一時は安定した経営を維持していました。
しかし、低収益体質から内部留保が積み上がらず、財務基盤は脆弱なままでした。2021年1月期には新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、自動車メーカーの休業などにより売上高が約8億8,100万円まで減少し、約1,650万円の赤字を計上。さらに2024年1月期には不良在庫や不良債権の償却を特別損失として計上した結果、約5億7,297万円の最終赤字を計上し、約5億2,500万円の債務超過に転落しました。
2025年1月期には売上高が約9億4,100万円とやや回復したものの、利益はわずか112万円にとどまり、金融債務の負担が経営を圧迫。資金繰りの限界から今後の事業再建は困難と判断され、今回の破産申請に至りました。

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※本記事は株式会社東京商工リサーチが発行する「TSR情報」掲載の「倒産速報」を参照し、作成しております。
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