(医)いたの会の概要
法人名: (医)いたの会
所在地: 福岡県久留米市小森野2-3-8
代表者名: 板野哲(理事長・院長/故人)
事業内容: 病院運営(久留米中央病院)
設立: 1994(平成6)年11月
負債総額: 13億2485万円(2023年8月期決算時点)
(医)いたの会について
(医)いたの会は、2025年9月25日に福岡地方裁判所久留米支部への破産申請を、大武英司弁護士ほか1名(弁護士法人グレイス)に一任しました。
同法人の病院は1947年に開院し、1999年2月には現在地に新病院を建設。2015年7月には、当時院長で肝臓がんの血管造影治療で2万5000例超の実績を誇った板野哲医師が法人を買収し、理事長兼院長に就任しました。以降、肝がん専門病院として再スタートし、内科・消化器内科・リハビリテーション科を診療科とする「久留米中央病院」(病床数61床)を運営していました。
しかし、業績は変動が大きく、さらに新型コロナウイルス感染拡大の影響により患者数が減少。2016年8月期に売上高8億7184万円を計上していたものの、2023年8月期には7億6329万円へ減少し、連続赤字の計上により債務超過額が拡大していました。
こうした状況のなか、2025年8月に板野院長が急逝。法人は入院患者の転院を進める一方、9月末での閉院を掲示し、事業継続が困難となったことから破産申請へ踏み切りました。

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※本記事は株式会社東京商工リサーチが発行する「TSR情報」掲載の「倒産速報」を参照し、作成しております。
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