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業界情報

「ダイマル食品株式会社」が民事再生法申請

法人名 :ダイマル食品株式会社

所在地 :千葉県銚子市愛宕町3525

代表者名:平野恭男

業種  :練製品製造

資本金 :3500万円

種別  :民事再生法申請

負債総額:14億8946万円

 

ダイマル食品株式会社は1月19日、東京地裁に民事再生法の適用を申請しました。負債総額は2022年8月期決算時点で14億8946万円となっています。

 

同社は1973年設立。「銚子はんぺん」の製造で知られる水産練食品メーカー。銚子はんぺんは水産加工が盛んな千葉県銚子市の名物とされ、品評会での受賞歴など多くの実績を重ねていました。

 

自社オリジナル商品を有し、スーパーやコンビニ向けに展開するほか、OEM生産も手掛け、2006年8月期は売上高20億6691万円をあげていました。

 

しかし、2011年3月の東日本大震災で石巻工場が被災。代わりに塩釜工場を立ち上げ、2014年3月期には新設した石巻工場が操業を開始し、銚子を含め3工場体制となりました。こうしたなか、銚子工場で生産した「はんぺん」から大腸菌群が検出され、出荷停止となるトラブルが発生。以降は主要取引先からの受注減少などで、石巻以外の工場を閉鎖していました。

 

工場新設等積極的な設備投資に伴う借入による債務超過を脱せないなか、「新型コロナウイルス」感染拡大の影響で需要が低迷。2022年8月期は売上高が7億3419万円まで減少しました。加えて、サンマなど魚不足による原料費高騰や、資材価格のほか副資材や光熱費など各種原価の上昇もあり自力での再建を断念し、今回の措置となりました。なお、事業は継続しています。

 

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※本記事は株式会社東京商工リサーチが発行する「TSR情報」掲載の「倒産速報」を参照し、作成しております。

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