法人名 :株式会社ビーリンク
所在地 :兵庫県神戸市中央区区琴ノ緒町5-7-18
代表者名:萩田真史
業種 :総合物流業ほか
資本金 :6000万円
種別 :破産開始決定
負債総額:約54億5700万円
株式会社ビーリンクは2月3日、神戸地裁より破産開始決定を受けました。負債総額は債権者192名に対して約54億5700万円となっています。
同社は2005年大阪市西区で設立。総合物流企業として、DM発送や印刷・発送、倉庫管理、検品、ピッキング、梱包、発送など運送に関わる一連の業務を行っていました。定期集荷やチャーター便、倉庫管理事業、人材派遣事業も行っていました。2008年4月には現在地に移転し、尼崎市の物流拠点である関西物流センターのほか、大阪支店、神戸DP、名古屋営業所、尼崎営業所などを構え、関連会社も複数設立してグループを形成していました。
一方で、自社雇用の外国人従業員を対象に始めた英会話教室を新規事業としてリリースしました。
また、2017年頃には買い物した商品を自宅まで配送するサービス「はこん・どーる」を開始し、受付から配達までをクラウドで一元管理する総合管理サービスを展開。
さらに、2019年には世界的なサッカー選手がプロデュースするスニーカーブランド「MIKAKUS」の取扱いを始め、日本初の店舗を旧本社ビル1階に開設し、インターネットでの販売もスタートさせました。このような、積極的な事業展開が功を奏し、2020年10月期には44億6935万円の売上高を計上しました。
しかし、2022年に10年間にわたる不適切会計が発覚し、信用不安が広がるとともに、急激な業績の悪化が生じていました。スニーカー事業から撤退し、スポンサー支援による事業再生を模索していましたが、金融機関からの同意を得られず、先行きの見通しが立たないことから1月31日までに事業を停止し、今回の措置となりました。
なお、2月1日より同社が手掛けていた事業の一部を別法人が継承しています。
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※本記事は株式会社東京商工リサーチが発行する「TSR情報」掲載の「倒産速報」を参照し、作成しております。