法人名 :株式会社エスティホーム
所在地 :千葉県千葉市若葉区西都賀2-20-2
代表者名:市原知昭
業種 :不動産売買、建築工事ほか
資本金 :2000万円
種別 :破産開始決定
負債総額:21億4815万円
株式会社エスティホームは2月10日、千葉地裁より破産開始決定を受けました。負債総額は2021年10月期決算時点で21億4815万円となっています。
同社は2001年11月設立。佐倉市および周辺エリアを主な商圏とし、不動産売買、測量設計、建築工事、とび・土工工事など不動産関連事業を幅広く手掛けていました。
当初は工事請負を主体としていましたが、近年は自社で土地の仕入から開発・施工・販売まで手掛けるようになり、さらに土地の区画整理事業や大型商業用地の調査・測量・造成までを一括で請け負うなどして業容が拡大。2017年10月期には売上高18億4150万円を計上しました。
しかし、その後、太陽光発電施設の開発に関わる案件でトラブルが発生し、新型コロナ感染拡大の影響で取引先や関係先の倒産や事業停止も重なったことで業況が急激に悪化。多額に膨らんだ債務の弁済が困難な状況に陥っていたところ、債権者より破産を申し立てられ、今回の措置となりました。
東京商工リサーチの行ったアンケート調査によりますと、2023年1月の売上高が前年比「半減」以下と回答した企業を業種別でみると、「不動産業」と「建設業」はそれぞれ、1と3番目に多い数字となっていました。これは今回のエスティホームの事業停止にも大きく関わっていると思われます。
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※本記事は株式会社東京商工リサーチが発行する「TSR情報」掲載の「倒産速報」を参照し、作成しております。