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業界情報

「株式会社テクノ大徳」が破産開始決定

法人名 :株式会社テクノ大徳

所在地 :大阪府堺市堺区中瓦町2-3-22

代表者名:三木隆周

業種  :パチンコ店経営ほか

資本金 :300万円

種別  :破産開始決定

負債総額:約34億円

 

株式会社テクノ大徳は、5月9日大阪地裁堺支部より破産開始決定を受けました。負債総額は約34億円となっています。

 

同社は、1993年11月に設立したパチンコホール運営会社。設立当初は岡山県を営業エリアとして不動産業を手掛けていましたが、2004年7月にパチンコホールを運営していた有限会社ナインを吸収合併したことでパチンコホールの運営に業態転換しました。

 

その後は、南海高野線「堺東駅」近くのパチンコ店「エムズ本店&プレミアムライト店」の経営を主体に、ダイニングレストラン「DDS/デリシャスダイニング」および日本料理店・韓国料理店「咲蔵堺東本店」も併営し、ピーク時の2014年7月期には売上高約59億900万円を計上していました。

 

しかし、近年は同業他社との競合激化に加え、改正風営法に基づく出玉規制や受動喫煙防止法等の影響を受けたパチンコ・パチスロ競技人口の減少などから業況が悪化。さらに2020年以降は「新型コロナウイルス」感染拡大の影響により店舗の休業や時短営業を余儀なくされ、2022年7月期には売上高が約21億1400万円にまで減少しました。

 

過去に行った大型店舗改装や機器の入替、台風被害等の費用などが嵩み、借入依存度の高い状態にあったことから、取引行に対し借入返済のリスケジュールを要請するなどして資金繰りを維持していました。しかし、先行き業況の改善見通しも立たないことから5月8日付で店舗を閉店し、今回の措置となりました。

 

なお「エムズ本店&プレミアムライト店」は、3月23にKAM株式会社に吸収分割されています。

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※本記事は株式会社東京商工リサーチが発行する「TSR情報」掲載の「倒産速報」を参照し、作成しております。

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