サイキ食品(株)の概要
法人名: サイキ食品(株)
所在地: 埼玉県所沢市神米金132-5
代表者名: 斉木哲也
業種: もやし・かいわれ大根生産ほか
資本金: 3000万円
倒産形態: 弁護士一任
負債総額: 約15億円(サイキ食品のみ。デリオールは調査中)
サイキ食品(株)ほか1社について
サイキ食品(株)は、1961年6月に東京都東村山市で、もやしの製造を目的に創業。もやし(緑豆・ブラックマッペ・小粒大豆)を主力に、かいわれ大根などの野菜の生産やカット野菜の加工を手掛け、大手スーパーや飲食店などに販路を築いていました。
本社工場と、ふじみ野市に所在するふじみ野工場の2拠点で稼働し、1日あたり約40トンのもやしを生産するなど、県内トップクラスの規模を誇っていました。また、秩父山系の天然水を使用し、無菌状態の栽培室でコンピュータ制御による生産を行うなど、品質と衛生管理を徹底していました。
2012年3月には、関連会社の(株)デリオールを設立し、カット野菜部門を同社へ譲渡。採算性の高い生野菜の加工業務にも注力することで新たな販路を開拓し、グループ間の相乗効果を図っていました。
しかし、サイキ食品は2018年3月期に売上高約24億4000万円を計上したものの、採算性は低く、黒字は約400万円にとどまりました。その後は減収傾向で推移し、2023年3月期には売上高約18億3000万円に対して約1億2600万円の赤字を計上。
過去の大型投資に伴う固定資産への資金負担が重く、借入金への依存度も高まっていました。こうしたなか、資金負担を支え切れなくなり、事業継続が困難となりました。
サイキ食品と関連会社のデリオールは、9月30日までに事業を停止し、事後処理を弁護士に一任しました。

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※本記事は株式会社東京商工リサーチが発行する「TSR情報」掲載の「倒産速報」を参照し、作成しております。
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小林 邦洋
株式会社ラクーンフィナンシャル 審査部 部長
リース会社や保証会社の与信管理セクションにて、長年にわたり信用リスクの調査・分析に従事。現在はラクーンフィナンシャルの審査部部長として、膨大な企業データの分析と審査スキームの構築を指揮する「審査のプロ」。
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