法人名 :有限会社紀の国屋
所在地 :東京都武蔵村山市三ツ藤1-93-2
代表者名:曽我部岩雄
業種 :和菓子製造販売
資本金 :710万円
種別 :破産開始決定
負債総額:約12億円
有限会社紀の国屋は、2022年5月16日に東京地裁より破産開始決定を受けました。負債総額は約12億円となっています。
同社は1948年創業の和菓子製造販売の老舗です。「相国最中」や「おこじゅ」といった人気自社ブランドを有し、小売店として東京都を中心に「和菓子紀の国屋」を20店舗以上展開していました。ピークとなる2004年5月期には約19億円の売上を計上しています。
しかしその後は競合との競争激化や市場自体の縮小から売り上げが減少し、たびたび赤字を計上しました。借入金の返済負担も重く資金繰りは悪化するなかで新型コロナウイルスの感染が拡大しました。ネット販売のサービスを開始し、コロナ禍でも売上を維持しようと模索しましたが業績回復の見通しは立たず、今回の措置となりました。
新型コロナウイルスの感染拡大は、食品業界に大きな影響を与えました。ニュースで取り沙汰された飲食業界への打撃に付随するように、飲食店へ食品を販売する食品業界も厳しい状況に陥りました。
2022年度となり新型コロナウイルス感染拡大に伴う制限は緩和されてきましたが、感染拡大前の売上が戻らず「息切れ倒産」となる企業は依然として多いままです。今後も予断の許さない状態が継続すると考えられ、取引先の倒産には注意が必要です。
取引先の倒産から身を守るためには
取引先の倒産による未入金の発生は、経営者にとって死活問題です。
だからといって、取引先を選ぶ余裕のある企業は少ないのではないでしょうか。
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※本記事は株式会社東京商工リサーチが発行する「TSR情報」掲載の「倒産速報」を参照し、記事を作成しております。