

(株)TSSの概要
法人名:(株)TSS
所在地:東京都大田区山王2-5-6(登記上:品川区戸越6-10-17)
代表者名:田中淳(社長)
業種:自動組立機械製造ほか
資本金:2,000万円
倒産形態:破産申請
負債総額:約13億1,000万円
(株)TSSについて
(株)TSSは、1960年12月に治工具製作を目的として創業されました。1986年に自社工場を開設し、その後コネクタ自動組立機械や検査装置といった自社製品の開発・製造に転換しました。ピーク時には、2006年7月期に30億2,427万円の売上高を記録するなど、事業は順調に拡大しました。
しかし、その後は同業者との競争激化が影響し、売上高が減少傾向に転じました。2022年7月期には10億円を下回る売上高となり、2024年7月期には売上高8億1,730万円を計上したものの、最終赤字1,873万円を計上しました。また、支払遅延が表面化するなど、信用性の低下が見られ、先行きの見通しが立たないことから、破産申請に至りました。
2025年3月31日には、同社の富山第一工場は東亜電機工業(株)に事業を承継し、第二工場はTE Connectivity Japan合同会社)により操業が継続されています。
破産申請に伴い、申請代理人には松永崇弁護士(弁護士法人大江橋法律事務所東京事務所)が選任されています。負債総額は約13億1,000万円で、同社の今後の対応が注目されています。

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※本記事は株式会社東京商工リサーチが発行する「TSR情報」掲載の「倒産速報」を参照し、作成しております。
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