クレイトン・ダイナミクス(株)ほか2社が破産開始決定

法人名:
・クレイトン・ダイナミクス(株)
・ローゼンバーグメディカル(株)
・除菌と消毒のバスターズ(株)
所在地:
・クレイトン・ダイナミクス(株):東京都渋谷区本町1-16-17(登記上:福岡県福岡市博多区博多駅中央街8-1)
・ローゼンバーグメディカル(株):同上
・除菌と消毒のバスターズ(株):東京都渋谷区本町1-17-7
代表者名:友成聖社長(3社共通)
業種:コンタクトレンズ販売ほか
資本金:
・クレイトン・ダイナミクス(株):1,000万円
・ローゼンバーグメディカル(株):300万円
・除菌と消毒のバスターズ(株):300万円
倒産形態:破産開始決定
負債総額:
・クレイトン・ダイナミクス(株):約17億5,600万円
・ローゼンバーグメディカル(株):約22億円
・除菌と消毒のバスターズ(株):現在調査中
クレイトン・ダイナミクス(株)と、関連のローゼンバーグメディカル(株)、除菌と消毒のバスターズ(株)は、2025年4月16日、東京地方裁判所より破産開始決定を受けました。申立ては同年3月6日付で債権者より行われていました。破産管財人には田口和幸弁護士(阿部・井窪・片山法律事務所)が選任されています。
クレイトン・ダイナミクス(株)はコンタクトレンズや化粧品等の販売を行っており、2021年6月期には約20億円の売上高を計上していましたが、取引先への支払い遅延が散見され、資金繰りの悪化が表面化。2022年6月期には売上高約18億円、最終赤字約9億5,432万円を計上し債務超過に転落しました。その後も経営改善は見られず、2025年1月頃には事業を停止。
関連会社であるローゼンバーグメディカル(株)はコンタクトレンズの販売に加え、クレイトン・ダイナミクスの債務を連帯保証しており、連鎖的に破綻。除菌と消毒のバスターズ(株)も除菌製品の販売を行っていましたが、こちらも連鎖破綻となりました。
なお、ローゼンバーグメディカル(株)は、2025年4月21日付で東京地裁に民事再生法の適用を申請し、同日に調査委員が選任されています。申請代理人は清水達彦弁護士(フレックスコンサルティング法律事務所)、調査委員には安藤真一弁護士(みつば総合法律事務所)がそれぞれ就任。
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※本記事は株式会社東京商工リサーチが発行する「TSR情報」掲載の「倒産速報」を参照し、作成しております。
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