中越エコプロダクツ(株)が特別清算

バイオマス素材製造業の中越エコプロダクツ(株)は、親会社である中越パルプ工業(株)により、特別清算される方針であることがわかりました。
同社は中越パルプ工業と(株)環境経営総合研究所の共同出資によって設立され、環境経営総合研究所が開発した100%プラスチック代替新素材「マプカ(MAPKA)」シートを製造していました。
しかし、環境経営総合研究所が粉飾決算を行っていたことが露見し、2024年8月に金融機関から東京地裁へ会社更生法を申し立てられ、同年9月に会社更生開始決定を受けました。その後、2025年2月に更生手続きが廃止され、3月26日に破産開始決定を受けたことで、予定していた合弁事業の継続が困難となり、中越パルプ工業は4月25日開催の取締役会で同社の解散を決議。「6月末を目途に解散する」と発表していました。
なお、9月12日現在、解散登記は未了であり、関係者は「解散手続きが遅れており、解散時期は未定」とコメントしています。
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※本記事は株式会社東京商工リサーチが発行する「TSR情報」掲載の「倒産速報」を参照し、作成しております。
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