テクノライズ(株)の概要
- 法人名:テクノライズ(株)
- 所在地:東京都大田区下丸子2-17-25
- 代表者名:二瓶裕一(社長)
- 業種:機械部品加工ほか
- 資本金:1300万円
- 倒産形態:破産開始決定
- 負債総額:1億3318万円
テクノライズ(株)について
テクノライズ(株)は、2002年に設立され、主に機械部品の加工を手掛ける企業でした。特に、CDやDVDの光学ピックアップ装置の加工を得意としており、大手電機メーカーとの取引実績もありました。2007年11月期には売上高3億8278万円を計上し、最終利益3311万円を記録するなど、一時は順調に業績を伸ばしていましたが、光学ピックアップ装置の需要が年々減少し、受注不振が長期化。この影響で業績は次第に悪化し、2023年11月期には売上高がわずか850万円にまで落ち込みました。結果、減収により経費をカバーすることができず、赤字を計上し、債務超過額も拡大しました。
収益が低迷し続けたことから、資金調達にも限界が訪れ、ついに破産手続きに。2024年11月20日、東京地裁により破産開始決定が下され、破産管財人として佐藤穂貴弁護士(秦・佐藤法律事務所)が選任されました。
光学ピックアップ装置を扱っていたテクノライズ(株)にとって、デジタルメディアやストリーミングサービスの普及などによって、CDやDVDの需要が急減したことが大きな打撃となりました。これにより、企業の主力事業であった装置の加工業務が長期的な受注不振に見舞われ、業績は悪化。売上の減少に伴い、企業の経費吸収能力が低下。最終的には赤字が続き、債務超過が拡大しました。資金調達の試みも限界に達し、経営再建が困難となり破産手続きに至ったと考えられます。
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※本記事は株式会社東京商工リサーチが発行する「TSR情報」掲載の「倒産速報」を参照し、作成しております。
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