(株)ネクサスエンタープライズが破産申請

(株)ネクサスエンタープライズは2025年9月22日までに事業を停止し、破産手続きを根本康弘弁護士(AZ MORE国際法律事務所)に一任しました。
同社は2012(平成24)年5月に設立され、1回1,000円に及ぶプレミアムガチャガチャのパイオニア的存在としてカプセルトイコーナー事業を主体に展開。有人運営のUFOキャッチャー店舗やアパレル事業、トレーディングカード・フィギュア販売店なども運営していました。コロナ禍では輸入遅延の影響を受けながらも新規出店や増床を進め、2024年4月期には売上高48億3,528万円を計上しました。
しかし2025年1月に前社長の原本一正氏が急逝し、経営体制が混乱。3月には金融機関とのバンクミーティングを実施し支援を要請しましたが、決算内容に疑義が生じたことで支援を受けられず、資金繰りが逼迫しました。6月に一正氏の実弟である原本憲一氏が代表取締役に就任したものの経営再建は果たせず、9月には建物明渡訴訟の被告となる事態に至り、事業継続を断念しました。
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※本記事は株式会社東京商工リサーチが発行する「TSR情報」掲載の「倒産速報」を参照し、作成しております。
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