彦根相互トラック（株）が破産開始決定
2024/12/3
業界情報
#破産#彦根相互トラック（株）
彦根相互トラック（株）の概要
- 法人名：彦根相互トラック（株）
- 所在地：滋賀県彦根市地蔵町210
- 代表者名：松田孝信（社長）
- 業種：一般貨物自動車運送業
- 資本金：3000万円
- 倒産形態：破産開始決定
- 負債総額：23億5259万円
彦根相互トラック（株）について
彦根相互トラック（株）は、滋賀県彦根市に本社を構える一般貨物自動車運送業の企業で、1948年に創業されました。自動車部品や合成ゴム、セメント、樹脂、工業薬品、飲料製品など、多岐にわたる貨物を扱っており、一時は80台以上の車両を保有し、大手系列の得意先を中心に営業基盤を築いていました。2018年には彦根相互ホールディングス（株）のグループ企業として再編されました。
2020年3月期には売上高約30億1600万円を計上しましたが、その後は新型コロナウイルスの影響や半導体不足などで業績が悪化しました。特に物流の停滞と需要の減少が業績に深刻な影響を与え、親会社である彦根相互ホールディングスが2024年2月に事業を停止し、破産申請の準備を進める中で、当社も事業継続のための努力を行いましたが、信用の低下と経営環境の悪化により、最終的に事業の継続が困難となり、2024年6月21日に事業を停止しました。
2024年11月19日、滋賀県大津地裁は破産開始決定を下し、破産管財人として白木優弁護士（せせらぎ法律事務所）が選任されました。負債総額は23億5259万円で、破産開始決定を受け、今後は管財人のもとで債務整理が進められることになります。
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※本記事は株式会社東京商工リサーチが発行する「ＴＳＲ情報」掲載の「倒産速報」を参照し、作成しております。
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