(有)丸二永光水産が民事再生開始決定

法人名: (有)丸二永光水産
所在地: 北海道枝幸郡枝幸町幸町7912-8
代表者名: 佐々木信之
業種: ホタテ加工販売
資本金: 500万円
負債総額: 28億6,527万円
(有)丸二永光水産は、2025年9月30日付で旭川地方裁判所より民事再生開始決定を受けました。
同社に対しては、2025年4月18日に債権者から民事再生法の申し立てが行われており、監督委員には山本直久弁護士(弁護士法人千葉総合法律事務所)が選任されています。
同社は1987(昭和62)年3月に設立。ホタテを主体に、シャケ、イクラ、ナマコ、毛ガニなどの海産物を加工・販売する水産加工業者として知られていました。ピーク時の2017年2月期には売上高約66億8,500万円を計上するなど、北海道を代表する水産加工業者の一つとして事業を展開してきました。
2023年4月には、水産卸の(株)三陽の傘下に入り、グループとしての経営基盤の強化を図っていました。
しかし、中国による日本産水産物の輸入禁止措置の影響を受け、取引先から前渡金の返還を求められるなど、資金繰りが悪化。2025年2月期の売上高は28億6,115万円と大幅に減収となりました。
その後は三陽グループの支援のもと経営再建を進めていましたが、業況の回復が見込めず、今回の民事再生手続きに至りました。
売掛金保証サービス「URIHO(ウリホ)」は、取引先の倒産や未入金時に取引代金を代わりにお支払いするサービスです。事前に取引先に保証をかけておくことで、与信管理をしなくても安心して取引を行うことができます。また、督促業務に時間や労力を割く必要がなくなり、営業活動に集中することが可能です。
また、URIHOはすべての手続きがWeb上で完結し、スピーディに利用開始することが可能です。売掛金の回収にご不安がある場合は一度導入をご検討ください。
※本記事は株式会社東京商工リサーチが発行する「TSR情報」掲載の「倒産速報」を参照し、作成しております。
関連記事