法人名 : 株式会社大和照明製作所
所在地 :大阪府八尾市桜ケ丘2-129
代表者名:田仲康洋
業種 :照明器具製造
資本金 :2000万円
種別 :破産申請へ
負債総額:4億9865万円
株式会社大和照明製作所は12月15日事業を停止し、破産手続きを木上諭志弁護士ほか3名に一任しました。負債総額は2022年2月期決算時点で4億9865万円となっています。
同社は1971年創業の照明器具製造業者。公園や道路、工事などの照明製造をメインに多彩なデザインの製品を扱い、機械加工から溶接、板金加工、組み立てまで一貫した体制を整え、顧客のニーズに合わせて臨機応変に生産品目を変更する多品種少量生産にも対応していました。
大手照明器具メーカーを主要顧客とし、ピーク時の2005年2月期は売上高約16億1000万円を計上。しかし、散発的に赤字を計上していた影響で債務超過が長期化していました。また、同業者との競合や海外製品の台頭により、2020年2月期の売上高は12億484万円にとどまりました。
「新型コロナウイルス」感染拡大後は公共工事が先送りされる形で公官庁からの受注が落ち込み、2022年2月期は売上高が8億7767万円まで減少し、3882万円の赤字となりました。ゼロゼロ融資を活用するなどして事業継続を図っていましたが、半導体不足を背景とする資材の調達遅れなども発生した結果資金繰りが限界に達し、事業継続を断念しました。
今回の倒産は新型コロナウイルス感染拡大に端を発します。東京商工リサーチの調査によりますと、2022年11月の「新型コロナウイルス」関連倒産は214件で今年5度目、3か月連続の月間200件超えとなっています。業種別に見ると、製造業は31件で3番目に多い値で、これは今回の株式会社大和照明製作所の事業停止にも大きく関わっていると考えられます。
取引先の倒産から身を守るためには
取引先の倒産による未入金の発生は、経営者にとって死活問題です。
だからといって、取引先を選ぶ余裕のある企業は少ないのではないでしょうか。
「売上を上げたい」、でも「取引先の倒産は怖い」、「信用できる会社とだけ取引したい」。
そんなジレンマを解決するのが売掛金保証サービス「URIHO(ウリホ)」です。
URIHOは、取引代金の未入金時に代わりにお支払いする売掛保証サービスで、未入金リスクの解消だけでなく、売上拡大や与信管理業務効率化も後押しします。
さらに、URIHOはWeb完結にすることで営業コストを下げて、今までにない低価格でサービスを提供しています。会員登録~保証の申し込みなど、すべての手続きがWebで完結するのでスピーディに保証を利用することが可能です。
この機会に試してみてはいかがでしょうか。
※本記事は株式会社東京商工リサーチが発行する「TSR情報」掲載の「倒産速報」を参照し、作成しております。