

株式会社フルーツの概要
法人名:株式会社フルーツ
所在地:東京都練馬区高松1-37-15
代表者名:山本順二社長
資本金:1,000万円
業種:タオル製品卸ほか
倒産形態:弁護士一任
負債総額:10億8,227万円(2023年5月期決算時点)
株式会社フルーツについて
株式会社フルーツは、2025年5月7日までに、事後処理を横塚章弁護士(あかね法律事務所)ほか1名に一任しました。
同社は、タオル製品を中心に靴下やバッグ、中学校向けの体操服や上履きなど幅広い商品を取り扱い、卸販売を行っていました。特に愛媛県のタオルメーカー製品を中心に展開し、複数の商標権も保有していたことから、一定の販路とブランド力を築いていました。2011年には直営店を開店し、2014年5月期には売上高約11億5,700万円を計上していました。
しかし、業界内での競争激化や需要の減少により売上は減少傾向に転じ、2018年5月期の売上高は6億2,291万円まで落ち込みました。その後、「新型コロナウイルス」の影響によりスポーツイベントや祭事などが中止・延期され、2021年5月期には売上高4億8,143万円、最終赤字は2,906万円となりました。
また、取引先企業の相次ぐ倒産による焦げ付きの発生や、原材料費の高騰といったコスト増、企業向けの贈答品需要の回復遅れも重なり、資金繰りが悪化。こうした状況から、事業継続が困難と判断し、今回の弁護士一任による事後処理の措置に至ったものです。

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※本記事は株式会社東京商工リサーチが発行する「TSR情報」掲載の「倒産速報」を参照し、作成しております。
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