(株)フリーディングが事業停止、破産手続き

法人名:(株)フリーディング
所在地:北海道札幌市南区澄川3条2-5-5
代表者:文田博文社長
資本金:1,800万円
設立:1966年9月
業種:パチンコ・スロット店運営
倒産形態:破産手続き開始準備中
負債総額:約10億円
(株)フリーディングは2025年5月6日、事業を停止し、破産手続き開始に向けて準備を進めています。破産手続きは、櫻庭陽向弁護士(弁護士法人中山・青山法律事務所)ほか3名に一任されました。
同社は札幌市内にて「CUBE澄川店」「CUBE琴似店」「CUBE annex店」などのパチンコ・スロット店を運営し、最盛期の2002年3月期には約22億8,500万円の売上高を計上していました。しかし、その後は業界内での競争の激化、若年層のパチンコ離れ、ギャンブル性の高い機種への規制強化などが影響し、売上は減少傾向にありました。
さらに、2020年以降はコロナ禍の影響で客足が大きく減少。「CUBE澄川店」「CUBE琴似店」を閉店するなど、厳しい経営環境に直面していました。2024年3月期の売上高は約10億円にまで落ち込み、借入金の返済負担も経営を圧迫。2025年4月30日には資金ショートを起こし、資金繰りの限界から事業継続を断念するに至りました。
売掛金保証サービス「URIHO(ウリホ)」は、取引先の倒産や未入金時に取引代金を代わりにお支払いするサービスです。事前に取引先に保証をかけておくことで、与信管理をしなくても安心して取引を行うことができます。また、督促業務に時間や労力を割く必要がなくなり、営業活動に集中することが可能です。
また、URIHOはすべての手続きがWeb上で完結し、スピーディに利用開始することが可能です。売掛金の回収にご不安がある場合は一度導入をご検討ください。
※本記事は株式会社東京商工リサーチが発行する「TSR情報」掲載の「倒産速報」を参照し、作成しております。
関連記事