(株)千鳥屋本家ほか3社の概要
法人名:(株)千鳥屋本家ほか3社
所在地:福岡県飯塚市本町4-22
代表者名:原田眞理子
業種:菓子製造販売
設立:2005(平成17)年9月
倒産形態:民事再生法申請
負債総額:22億6800万円
(株)千鳥屋本家ほか3社について
(株)千鳥屋本家ほか千鳥屋本家グループ3社は2月27日、福岡地裁に民事再生法の適用を申請しました。申請代理人は日野孝俊弁護士ほか2名(日野・田村法律事務所)です。
負債は、(株)千鳥屋本家が約7億3800万円で、グループ4社合計で約22億6800万円となっています。
同グループは、寛永年間(1630年)創業の老舗菓子メーカーで、銘菓「千鳥饅頭」で知られる千鳥屋本家グループ企業として、地元では高い知名度を誇っていました。しかし、2000年にグループを統括していた原田ツユ氏が死去した後、兄弟間で相続問題が発生しました。
(株)千鳥屋本家は2005年9月、原田利一郎氏が菓子販売を目的に福岡県糟屋郡粕屋町で(有)千鳥屋本家として設立されました。その後、2006年9月に飯塚市本町へ移転し、2025年2月には(株)千鳥屋本家へ組織変更。2025年7月に現社長が代表取締役に就任しています。
主な商品は、銘菓「千鳥饅頭」を中心に、ヨーデルン(旧:チロリアン)、丸ボーロ、カステラ、白露しずく、ベルギーチョコクランチアルペン、花千鳥、千鳥サブレなどで、和菓子・洋菓子の販売を手掛けていました。
ピーク時には65店舗を運営していましたが、2025年9月時点ではグループで44店舗(本店を除く)まで減少しており、グループ全体の規模は縮小傾向にありました。千鳥屋本家単体では2014年3月期に約8億円の売上高を計上していましたが、菓子業界を取り巻く環境は厳しく、コロナ禍以降の消費低迷や近年の物価高騰の影響により売上は伸び悩み、2025年3月期の売上高は約5億2500万円に減少。
また、コロナ禍での借入金を含む金融債務が資産を上回る状況となり、資金繰りが悪化。今回の民事再生法申請に至りました。
なお、同時に民事再生法の適用を申請した3社は以下の通りです。
・(株)千鳥屋本家
・(株)チロリアン
・(有)一実
なお、今後は親族経営会社がスポンサーとして営業を継続する予定です。千鳥屋本家グループ以外の親族経営会社への影響はなく、通常通り営業しています。

売掛金保証サービス「URIHO(ウリホ)」は、取引先の倒産や未入金時に取引代金を代わりにお支払いするサービスです。事前に取引先に保証をかけておくことで、与信管理をしなくても安心して取引を行うことができます。また、督促業務に時間や労力を割く必要がなくなり、営業活動に集中することが可能です。
また、URIHOはすべての手続きがWeb上で完結し、スピーディに利用開始することが可能です。売掛金の回収にご不安がある場合は一度導入をご検討ください。
※本記事は株式会社東京商工リサーチが発行する「TSR情報」掲載の「倒産速報」を参照し、作成しております。
関連記事