(株)トーシンの概要
法人名: (株)トーシン
所在地: 滋賀県甲賀市甲賀町隠岐2403-20
代表者名: 平本元淑(社長)
業種: ペレット製造・販売ほか
設立: 1992年10月
資本金: 2000万円
倒産形態: 民事再生法申請
負債総額: 約26億5100万円(関連会社含む)
(株)トーシンについて
(株)トーシンは、滋賀県甲賀市に本社を置くリサイクル関連製品メーカーです。家庭から排出される使用済みペットボトルを原料とした再生合成樹脂シートの製造を主力事業として展開していました。
同社は回収ペットボトルを粉砕したフレークを活用し、帯電防止シートなどの再生樹脂製品を製造。環境配慮型製品への需要拡大を背景に事業を成長させてきました。また、製造子会社として(株)レコを設立したほか、2013年にはベトナムに現地法人を設立するなど、積極的な設備投資と海外展開を進めていました。
こうした事業拡大により、2007年9月期には売上高約12億円、2008年の三重工場開設後にはさらに業容を拡大し、2013年9月期には売上高約18億9000万円を計上するまでに成長していました。
しかし、その後は経営環境が悪化。「新型コロナウイルス」感染拡大の影響による需要低迷で業績が落ち込み、2020年9月期の売上高は約15億円まで減少しました。
さらに2023年には取引先との契約上のトラブルが発生し、訴訟を提起される事態に発展。加えて、円安による原材料価格の高騰で採算が悪化し、価格交渉がまとまらず失注する案件も増加しました。その結果、2024年9月期の売上高は約9億円まで落ち込みました。
資金繰りについては金融機関からの新規調達が難しくなり、代表者からの借入金によって運転資金を確保する状況が続いていました。借入金返済のリスケジュールを金融機関へ要請し、中小企業活性化協議会を活用した経営改善にも取り組みましたが、十分な成果を得ることはできませんでした。
こうしたなか、同社は関連会社の(株)レコとともに2026年5月29日、大阪地裁へ民事再生法の適用を申請しました。
負債総額は、トーシンが約23億3100万円、レコが約3億2000万円で、2社合計約26億5100万円にのぼります。
今後は事業継続を前提に再建を進める方針で、両社ともに三菱UFJ銀行からDIPファイナンスを受ける予定となっており、スポンサー企業の選定も進められています。

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※本記事は株式会社東京商工リサーチが発行する「TSR情報」掲載の「倒産速報」を参照し、作成しております。
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