法人名 :入交電設株式会社
所在地 :山口県山口市今井町4-5
代表者名:入交知則
業種 :電気工事
資本金 :3000万円
種別 :破産開始決定
負債総額:約4億5000万円
入交電設株式会社は3月14日、山口地裁より破産開始決定を受けました。負債総額は約4億5000万円となっています。
同社は1936年4月に入交電機商会として設立。照明や電源設備等の電気工事を手掛けていました。高所作業車や建柱車を使用した交通信号機等の高所工事に強みを持ち、緊急時の機動性に優れた対応やISO9001の取得、多数の有資格者による技術力にも定評があり、山口県や山口市、国土交通省、山口大学等の公共関連を中心に安定した受注基盤を築いていました。
ピークとなる1998年6月期には10億1368万円の完成工事高を計上。しかし、同業他社との競争激化や官公庁案件の落札率低下など、受注環境の変化によって業績は右肩下がりで推移し、2020年10月期には完成工事高が4億円を下回り、4642万円の赤字を計上しました。
その後も「新型コロナウイルス」感染拡大の影響による工期遅延や資材高などによって業績改善は進まず、2022年10月期は4億612万円の完成工事高に対して1億3830万円の大幅赤字となりました。さらに、過去の設備投資にかかわる借入金の負担も大きく、先行きの見通しも立たないことから、今回の措置となりました。
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※本記事は株式会社東京商工リサーチが発行する「TSR情報」掲載の「倒産速報」を参照し、作成しております。