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業界情報

「堀正工業株式会社」が再度の資金ショート 

法人名 :堀正工業株式会社

所在地 :東京都港区西新橋1-10-7

代表者名:堀雅晴

業種  :ベアリング販売ほか

資本金 :2000万円

種別  :再度の資金ショート

負債総額:約350億円

 

堀正工業株式会社は、再度の資金ショートを起こし6月23日事業の行き詰りを表面化しました。なお、6月5日までに債務整理を大野了一弁護士に一任しています。また、負債総額は約350億円となっています。

 

同社は1933年10月創業の老舗ベアリング専門商社。東証プライム上場の大手ベアリングメーカーNTN株式会社の代理店として同社製品を中心に取り扱い、半導体、自動車、建設機械、鉄道、風力発電、液晶関連などの大手メーカーなどに営業基盤を築いていました。また、ベアリングのみならず、コンプレッサ、グリース等の関連製品の販売を手掛けていました。

 

都内の修理センターや関西、相模原、北関東に営業所を構えるほか、中国や香港に現地法人を開設するなど意欲的に事業拡大を進め、2012年9月期に約48億円だった売上高は2021年9月期には売上高63億1100万円を計上。またこの間、利益面でも毎期3億円前後を計上し、好調な業績を公表していました。2022年9月期もコロナ過の影響も少なく、売上高過去最高を更新する68億600万円に達し、原価高騰分には価格転嫁を通じて対応したとされ、利益も約4億7700万円を計上していました。

 

ところが、2023年4月期以降、借入金の金額や相手先などをめぐって決算を大幅に粉飾していたことが判明。金融機関毎に異なる複数の決算書の存在などが明らかになったことで、信用が一気に低下しました。数行取引のはずが、実際は約50行から約325億円の融資を得ていた可能性が高まり、6月に入ってから各取引金融機関が当社に対して状況説明を求めるなどしていました。ここにきて借入金の返済を迫られる中、新たな金融機関からの調達も厳しくなったことから今回の措置となりました。

 

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※本記事は株式会社東京商工リサーチが発行する「TSR情報」掲載の「倒産速報」を参照し、作成しております。

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