西宝土地開発(株)の概要
- 法人名:西宝土地開発(株)
- 所在地:大阪府大阪市北区西天満2-7-19
- 代表者名:大西貞夫(社長)
- 業種:不動産業
- 資本金:1億円
- 倒産形態:破産開始決定
- 負債総額:約28億7000万円
西宝土地開発(株)について
西宝土地開発(株)は、1960年に設立され、宅地造成分譲や分譲マンションの販売を行う不動産業者でした。ピーク時の1992年7月期には、売上高約74億5500万円、当期純利益5992万円を計上するなど、順調に事業を展開していました。特に宅地造成分譲や分譲マンションの販売が主力事業となっていました。しかし、バブル崩壊後の不動産市場の低迷が影響し、業績は徐々に悪化。
2005年には、本社不動産を売却して資金需要に対応しましたが、その後、金融債務がサービサーに譲渡されるなど、厳しい経営状況が続きました。近年では、事業活動がほぼ休眠状態となり、2022年12月14日には会社法第472条第1項に基づく「みなし解散」の規定により解散が決定されました。この状況を受けて、債務整理を目的とした破産手続きが行われることとなり、2024年12月3日、大阪地裁により破産開始決定が下されました。破産管財人には、宮崎慎吾弁護士(中本総合法律事務所)が選任されました。
バブル崩壊後、不動産業界は長期的な低迷を経験しており、特に宅地造成分譲や分譲マンション販売に依存していた西宝土地開発(株)にとっては、業績の悪化を招く大きな要因となりました。また、金融債務の問題が解決できず、資金繰りが厳しくなったことが倒産に繋がりました。休眠状態が続き、事業活動が停止していたため、最終的には債務整理のため破産手続きが開始されました。
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※本記事は株式会社東京商工リサーチが発行する「TSR情報」掲載の「倒産速報」を参照し、作成しております。
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