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日興電子(株)が事業停止

日興電子
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日興電子(株)の概要

  • 法人名:日興電子(株)
  • 所在地:東京都府中市府中町1-10-3(登記上:渋谷区恵比寿4-22-21)
  • 代表者名:渡邉和彦(社長)
  • 業種:水晶発振器・水晶フィルターほか製造販売
  • 資本金:8000万円
  • 倒産形態:弁護士一任
  • 負債総額:約80億円

日興電子(株)について

日興電子(株)は2024年12月25日付で事業を停止し、事後処理を山形康郎弁護士ほか(弁護士法人関西法律特許事務所東京事務所)に一任しました。負債総額は約80億円に達する見込みです。同社は、電気通信関係の部品として使用される水晶振動子や水晶フィルター、水晶発振器などの製造販売を主力事業としており、大手メーカーを取引先としながら2023年9月期には売上高58億4194万円を計上するなど、増収基調で推移していました。


しかし、原料資材価格の高騰により主要原材料のコストが収益を圧迫したほか、製造設備への投資による減価償却負担が利益を削減。さらに次世代製品の開発費用といった研究開発コストの重圧により、経営が悪化しました。2023年9月期には642万円の黒字を計上したものの、借入総額が46億円を超えるなど資金繰りが厳しい状況に陥りました。これらの経営悪化要因に加え、事業の立て直しが困難であると判断されたため、最終的に弁護士一任による事後処理が選択されました。


水晶デバイス産業は技術革新のスピードが速く、研究開発への投資が競争優位性を左右する一方で、原材料価格の高騰やグローバルな価格競争が収益性を圧迫しており、多くの企業が厳しい経営を迫られています。日興電子(株)の事業停止により、取引先のサプライチェーンに一時的な影響が予想されるものの、競合他社が需要を補完することで市場の混乱は最小限に抑えられる見込みです。

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※本記事は株式会社東京商工リサーチが発行する「TSR情報」掲載の「倒産速報」を参照し、作成しております。


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