広島県東部食糧(株)が特別清算開始決定

広島県東部食糧(株)は、8月15日に広島地裁尾道支部より特別清算開始決定を受けました。
同社は、もともと広島県東部の組合員に対する米穀卸売を主体とし、1981年3月期には売上高約184億円を計上。しかし、食生活の変化に伴う需要の低下や組合員の脱退などで減収が続きました。近年は組合員以外への食品販売の比率を高めていましたが、多額の赤字計上により2019年3月期には債務超過に転落しています。
2019年3月には精米所を売却するなどスリム化を進めていましたが、2023年3月期には売上高が18億9,535万円まで落ち込んでいました。このため、2024年2月に協同組合から株式会社へ組織変更し、2025年3月31日の株主総会決議により解散。清算手続きの中で今回の措置となりました。
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※本記事は株式会社東京商工リサーチが発行する「TSR情報」掲載の「倒産速報」を参照し、作成しております。
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