(株)エフアンドビー・プロジェクトほか1社の概要
法人名:(株)エフアンドビー・プロジェクト/(株)エフビークラフト
所在地:東京都大田区東蒲田2-30-17(登記上:神奈川県横浜市神奈川区金港町5-14)
代表者名:織岡陽一郎
業種:からあげ店ほか経営/店舗内装工事
設立:2007年6月/2007年1月
倒産形態:破産開始決定
負債総額:約12億6600万円
(株)エフアンドビー・プロジェクトほか1社について
(株)エフアンドビー・プロジェクトと、(株)エフビークラフトは、2025年12月10日、横浜地裁より破産開始決定を受けました。
破産管財人には原田満弁護士(弁護士法人萬國橋法律事務所)が選任されています。
負債は、エフアンドビー・プロジェクトが債権者50名に対して約12億2500万円、エフビークラフトが債権者1名に対して約4100万円で、2社合計約12億6600万円にのぼります。
両社は、飲食チェーン大手で役員を務めた織岡陽一郎氏によって設立されました。エフアンドビー・プロジェクトは多様な飲食店を次々に出店し、なかでも鶏の唐揚げを提供する「とり多津」は、日本唐揚協会からあげグランプリ金賞を受賞した唐揚げを看板メニューとして認知度を高め、中核ブランドに成長しました。2016年12月期には売上高12億4627万円を計上しています。
また、フランチャイザーとして「とり多津」をFC展開する一方、フランチャイジーとして他社FCにも加盟するなど、独自路線で多角化を進めていました。
しかし、積極的な多角化の一方で従業員教育や店舗運営体制が追いつかず、不採算店舗が発生。さらに、新型コロナウイルス感染拡大の影響により休業や時短営業を余儀なくされ、売上が大幅に減少し赤字へ転落しました。
資金繰りも逼迫し、その後も経営改善は進みませんでした。代表者の高齢化も背景に再建を断念し、事業整理を進めるため2025年5月に横浜市へ登記上本社を移転。同年6月には主力の「とり多津」事業を従業員が設立した法人へ譲渡したうえで、今回の措置となりました。
なお、(株)エフビークラフトは店舗内装工事などを手掛けていましたが、エフアンドビー・プロジェクトの経営悪化に連鎖する形で破産開始決定を受けています。

売掛金保証サービス「URIHO(ウリホ)」は、取引先の倒産や未入金時に取引代金を代わりにお支払いするサービスです。事前に取引先に保証をかけておくことで、与信管理をしなくても安心して取引を行うことができます。また、督促業務に時間や労力を割く必要がなくなり、営業活動に集中することが可能です。
また、URIHOはすべての手続きがWeb上で完結し、スピーディに利用開始することが可能です。売掛金の回収にご不安がある場合は一度導入をご検討ください。
※本記事は株式会社東京商工リサーチが発行する「TSR情報」掲載の「倒産速報」を参照し、作成しております。
関連記事