法人名 :富士印刷株式会社
所在地 :東京都千代田区神田三崎町3-4-10
代表者名:秋元裕
業種 :総合印刷業
資本金 :4000万円
種別 :破産申請へ
負債総額:約17億円
富士印刷株式会社は再度の資金ショートを起こし1月11日、行き詰りを表面化しました。東京地裁への破産申請を金井暁弁護士ほか4名に一任しました。負債総額は約17億円となっています。
同社は1946年に創業し、70年以上の業歴を持つ老舗企業。首都圏の印刷会社からの下請受注を基本として商業印刷物を中心に、インライン加工やカタログギフトの企画・印刷、ノベルティグッズの企画・販売促進などを行っていました。神奈川県、埼玉県にも拠点を築き、印刷から製本まで一括受注できる点を強みとしていました。大手印刷業者中心に安定的な受注を獲得し、ピーク時の1996年6月期には売上高55億1386万円をあげていました。
しかし、その後は消費者の紙離れが進む中、雑誌関連の受注が低迷。減収に歯止めがかかりませんでした。このため、競争力を確保するため、最新機器を導入するとともに、資産売却による有利子負債の縮小にも努めていました。
しかし、近年は「新型コロナウイルス」感染拡大の影響を受け、受注環境が悪化。2022年6月期の売上高は約22億6000万円まで落ち込んだほか、仕入価格や輸送費用の高騰が続き、利益率はさらに低下。ここにきて資金繰りも限界に達し、1月4日に事業停止していました。
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※本記事は株式会社東京商工リサーチが発行する「TSR情報」掲載の「倒産速報」を参照し、作成しております。