マリーン観光開発(株)の概要
法人名: マリーン観光開発(株)(旧:(株)SKO)
所在地: 秋田県男鹿市北浦湯本字草木原7-2
(登記上:東京都千代田区丸の内1-9-2)
代表者名: 佐藤利規(代表清算人)
事業内容: 温泉ホテル経営
設立: 2003(平成15)年2月
負債総額: 約12億300万円
マリーン観光開発(株)について
マリーン観光開発(株)は、2025年10月17日付で東京地方裁判所より特別清算開始決定を受けました。代表清算人には佐藤利規氏が選任されています。
同社は、セイコーグランドホテルや男鹿ホテルを運営していた(株)マリン総合開発(旧:(株)セイコー観光)、ならびに男鹿観光ホテルを運営していた(株)オガカン(旧:(株)男鹿観光リゾート)の関連企業として設立。当初は3ホテルの予約代行、仕入窓口、パート従業員の労務管理などを担っていました。
ホテルが所在する男鹿温泉郷は県内有数の温泉地として観光需要を獲得していましたが、関連2社が経営不振により2011年12月に特別清算を申請。それに伴い、同社がホテル事業を引き継ぐ形となりました。
その後、外部から取締役を招聘するなど再建を図り、年間売上高約10億円で推移していたものの、慢性的な赤字が続き厳しい経営が継続。さらに2020年以降は新型コロナウイルス感染拡大による観光需要の低迷が大きな打撃となり、業績は悪化していました。
コロナ禍収束後の2024年12月期も売上高約8億1,800万円にとどまり、約2,400万円の赤字を計上。抜本的な改善が見込めないなか、2024年10月に新会社(株)SKOを設立し、2025年1月1日付で事業を移管。同社は2025年6月30日の株主総会決議により解散しており、今回の特別清算開始決定に至りました。

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※本記事は株式会社東京商工リサーチが発行する「TSR情報」掲載の「倒産速報」を参照し、作成しております。
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