法人名 :ミックコーポレーション株式会社
所在地 :東京都中央区築地7-2-1
代表者名:上原 崇
業種 :カジュアルウェア企画販売
資本金 :1200万円
種別 :破産申請へ
負債総額:約10億円
ミックコーポレーション株式会社は10月11日までに事業を停止し、東京地裁への破産申請を太期宗平弁護士(ベリーベスト法律事務所)に一任しました。
負債総額は約10億円となっています。
同社はレディースカジュアルウェアをメインとした企画販売会社。国内大手アパレルブランドやセレクトショップと取引を行い、生産は全てアジアの協力工場に外注していました。カットソーやブラウス、ニットなどのOEM生産を行っており、ピーク時の2017年10月期には約32億9600万円の売上高を計上しました。
しかし、コロナ禍以降は販売先のアパレルブランドの営業自粛などを受けて業績が悪化。2020年6月期(2019年に決算期変更)には約28億7500万円と落ち込み、減収分を吸収できず約2850万円の最終赤字に陥りました。
翌2021年6月期は29億8700万円と売り上げが若干回復し、コロナ関連の助成金や給付金などを得て資金繰りを維持していました。
しかし、2022年に入ってからは、円安の進行や製造コストの上昇により採算性が悪化し決済難となった為、今回事業継続を断念しました。
今回の事業停止は新型コロナウイルス感染拡大に端を発します。
東京商工リサーチの調査によりますと、2022年上半期の新型コロナウイルス関連倒産は1121件と前年同期比36.3%の増加となっています。
新型コロナウイルスによって経営難に陥る中、2022年以降の円安進行による材料費や物価の高騰は企業に更なる追い打ちをかけています。
これは今回のミックコーポレーション株式会社にも大きく影響していると考えられます。
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※本記事は株式会社東京商工リサーチが発行する「TSR情報」掲載の「倒産速報」を参照し、作成しております。