（株）フェザーホームが事業停止及び破産申請

（株）フェザーホームの概要

法人名： （株）フェザーホーム
所在地： 北海道札幌市中央区南1条西27-1-29
代表者名： 千田侑也
業種： 住宅建築・設計・施工ほか
設立： 2021（令和3）年2月
資本金： 990万円
負債総額： 約12億円

（株）フェザーホームについて

（株）フェザーホームは、2025年10月1日付で事業を停止し、破産手続きを武野純一郎弁護士（成田・武野法律事務所）に一任しました。

同社は、自社ブランド「vacances（ヴァカンス）」を主力とする戸建住宅の建築・設計・施工を中心に、不動産売買やサウナ施設の設計施工、サウナ用品の販売なども手がけていました。設立は2021（令和3）年2月と新しい企業ながら、高い営業力とデザイン性を背景に急成長。2022年1月期の売上高は1億6,928万円でしたが、2023年1月期には12億9,479万円、2025年1月期には21億2,583万円を計上するなど、急拡大を続けていました。

また、2024年1月期からはサウナ関連事業に注力し、同年4月には「HARVIA Sauna ショールーム」を開設。サウナ付き住宅の販売を推進するなど、住宅とウェルネスを融合した新しい住空間の提案に取り組んでいました。2025年1月にはフィットネスジムの運営も開始するなど、事業多角化を進めていたものの、経営状況をめぐり支払遅延や粉飾決算の噂が広がり、資金繰りが悪化。事業継続が困難となり、今回の破産申請に至りました。