(株)ケー・ワイ・ティーの概要
法人名:株式会社ケー・ワイ・ティー
所在地:兵庫県神戸市兵庫区御崎本町2-10-5
代表者名:谷口道子 ほか1名
業種:貨物自動車運送業ほか
設立:1993(平成5)年11月
資本金:9500万円
倒産形態:破産開始決定
負債総額:約13億円
(株)ケー・ワイ・ティーについて
(株)ケー・ワイ・ティーは、12月4日、神戸地裁より破産開始決定を受けました。
破産管財人には芳田栄二弁護士(弁護士法人東町法律事務所)が選任されています。
同社は、西宮市で設立された貨物自動車運送業者です。その後、神戸市兵庫区へ本社を移転し、関東方面にも拠点を展開。建設資材、食品、精密機械など幅広い貨物輸送に対応していました。また、本社には自社整備工場を併設し、安定した運行体制を構築していました。
こうした事業基盤を背景に、2018年9月期にはピークとなる売上高31億7647万円を計上。
しかし、燃料費の高騰に加え、慢性的な人手不足といった業界全体の課題を抱えるなかで、次第に売上は鈍化しました。コロナ禍においては大きな需要減少は見られなかったものの、各種コストの増加が収益を圧迫し、十分な価格転嫁も進みませんでした。
その結果、2021年9月期の売上高は27億5600万円に減少し、5889万円の赤字を計上。以降も採算性は改善せず、2022年9月期には2億3688万円、2023年9月期には3億1002万円の連続赤字を計上しました。
さまざまな経営改善策を講じていたものの奏功せず、資金繰りにも余裕がなくなったことから、今回の措置に至りました。

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※本記事は株式会社東京商工リサーチが発行する「TSR情報」掲載の「倒産速報」を参照し、作成しております。
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