(株)翠屋施工が破産開始決定
2024/12/15
(株)翠屋施工は、2013年に設立された企業で、主に建築物の電気設備工事を手掛けていました。また、空調設備工事や給排水衛生設備工事、不動産事業なども手がけていました。後発ながら、大手設備工事業者を主な受注先として事業基盤を固め、2019年12月期には完工高約21億円を計上するなど、一定の業績を上げていました。しかし、同社は長年にわたって採算性が低く、借入金に依存した資金繰りが続いていたことが問題に。さらに、近年では受注が振るわず、支払遅延も発生し、業績は悪化の一途を辿りました。このような経営状態が続いた結果、2024年7月に事業を停止する事態に至り、その後破産手続きが進められました。
2024年11月20日、さいたま地裁から破産開始決定を受け、破産管財人として山下紘司弁護士(大宮桜木町法律事務所)が選任されました。
負債総額は約10億円となっており、同社はこれまでの借入金依存と業績低迷が重なり、最終的に事業継続が困難となりました。
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※本記事は株式会社東京商工リサーチが発行する「TSR情報」掲載の「倒産速報」を参照し、作成しております。
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